コンバージョンアップのためのロジックツリー(CVR編)【β版】

前回のコンバージョンレート(以下、CVR)の定義なんかよりも、どうすればコンバージョンを増やせるのか?といった、即物的な内容の方が需要があると思い、コンバージョンを増やすためのパターンをロジックツリーにまとめてみました。

しかし、具体的な打ち手ではなく、あくまで大枠の話になります。
全体像を把握しておくことで、より効果的な施策が何かを判断できる目を養えるのではないかとおもい、具体的な打ち手に行く前に一回挟みました。

具体的な打ち手については、次回以降のエントリーで語っていきたいと思います、やる気が続く限りは。


コンバージョンを増やすためのロジックツリー
①CVRアップ
<サイト>

  • ユーザビリティ改善
    • ユーザエクスペリエンス(以下、UX)
      • 機能追加
      • 機能削除
    • インフォメーションアーキテクチャ(以下、IA)
      • ラベリング
      • レイアウト
      • ナビゲーション
    • ユーザインターフェイス(以下、UI)
    • レスポンス改善(高速化) 
      • サイト側
        • デザイン
        • コーディング
        • プログラミング
      • インフラ側


<サイトで提供する価値>

  • 商材数 ※1
    • 増やす(選択肢を増やし、目的の商品とマッチング)
    • 減らす(選択肢を減らし、迷わせない)
  • (一つづつの品物に関する)情報量
    • 増やす(不明点を減らし、意思決定を促す)
    • 減らす(情報を減らし、迷わせない)

※1:自動車サイトだと車種、不動産サイトだと物件数など


<その他> (CVRアップに属させるか悩ましい)

  • 認知・信頼形成(ブランディング
  • 確度の高いユーザーを集客
    • 特定セグメントのユーザーにアプローチ(ターゲティング)
    • 再来訪を促す(リピート率向上)


②客単価アップ
①と内容が被るため割愛


③来訪者数アップ
本エントリーでは割愛。



随分とシンプルなものになってしまったため、たくさん抜け漏れがあるかも?

また、ロジックツリーのUXの部分が大雑把すぎるため、ここを次回深堀して行こうかなと思います。


ちなみに現職では、主にIA領域とUI領域を変更することで、遷移率を高める施策をやることが多い気がします。おそらく日々、アクセスログ解析による課題発見を中心に行なっているからかなと思います。


一方、頻繁には行いませんが、(リアルな)ユーザーテストやグループインタビュー、アンケートをやった場合には、UX領域の改善案も出てきている気がします。
※他社の成功事例を参考にして立案するケースが多い気もしますが、、、


どちらの手法が良い悪いということではなく、どちらも重要なことなので、目的に応じて選択していきましょう。


書き終えて気がつきましたが、これは所謂ロジックツリーの見た目じゃないですね。
でも、樹形図形式にするとブログの幅的に収まらないので脳内変換して活用してくださいw